 | Oracle Application Expressで開発されたアプリケーションは、Oracle Database内のOracle Application Expressリポジトリのメタデータとして保存されます。ただし、アプリケーションは表やビューなどの様々なデータベース・オブジェクトに基づいており、パッケージ、ファンクションおよびプロシージャなどの他のデータベース・オブジェクトを起動する場合があります。また、アプリケーションを実行する前に様々なデータベース・レコードを挿入、更新または削除する必要がある場合があります。これらのDDLおよびDMLの変更はすべて、Oracle Application Expressアプリケーションをインポートする前にSQLスクリプトに記述され、ターゲット環境内で実行されます。Oracle Application Expressのサポートするオブジェクトを利用することで、これらのSQLスクリプト・ファイルをアップロードしてアプリケーション・エクスポートに含め、パッケージ・アプリケーションを作成することができます。これにより、前提条件のスクリプトは必ず正確に実行されます。
静的ファイルをパッケージ・アプリケーションに組み込み、1つのファイルだけがデプロイされる必要があるよう、インストールを簡略化することもできます。 |
パッケージ・アプリケーション
アプリケーションのパッケージ化によりアプリケーションのインストールまたは更新に必要なすべてのコンポーネントのインストールが結合されます。これには、表などのデータベース・オブジェクト、データベース・データ、Oracle Application Expressアプリケーション自体、およびイメージ、CSS、JavaScriptなどのすべてのサポート・ファイルが含まれます。
アプリケーションのインストール
アプリケーションを単一のファイルにパッケージ化したら、インポート機能を使用してOracle Application Expressにアプリケーションをアップロードすることでインストールします。インポートによってウィザードが開始し、このウィザードでファイルが解析され、定義済のインストール前チェックが実行され、指定したインストール・スクリプトまたはアップグレード・スクリプトが実行されてから、アプリケーションがインストールされます。Oracle Application Expressアプリケーション定義がインストールされると、サポートするオブジェクトもインストールできます。