「SQLコマンド」は、SQLコマンドの処理、PL/SQLコードのブロックの実行に使用されます。機能は次のとおりです:

• SQLコマンドまたはPL/SQLブロックを実行します
• 問合せ結果が表形式結果セットに表示されます
• 問合せおよびDML操作の実行計画を表示します
• データベース・オブジェクトを記述します
• 今後使用するためにSQL問合せを保存します
• コマンド履歴にアクセスします

スクリプトには1つ以上のSQL文が含まれます。スクリプトはバックグラウンドで実行され、ユーザーは進行状況を監視して関連するレポートを表示できます。SQLスクリプトの結果は、参照用にアーカイブされます。スクリプトは他のスクリプトをコールできるので、すべての文を1つのスクリプト内に一緒に含める必要はありません。機能は次のとおりです:

• SQLスクリプトのアップロードおよびダウンロード
• スクリプトのバックグラウンドでの実行
• スクリプト結果ログの表示

クエリー・ビルダーでは、表およびビューをパネルに置くことで問合せをグラフィカルに作成できます。結合は、対応する列名をドラッグ・アンド・ドロップすることで定義できます。問合せはテストし、後で使用するために保存できます。機能は次のとおりです:

• 問い合せる表およびビューをドラッグ・アンド・ドロップ
• グラフィカルに表を結合
• 問合せを実行し、結果を表示
• SQL問合せ構文を表示
• 結合をデータ・ディクショナリから自動的に検出

アプリケーション開発、ユーザー・インタフェースのデフォルト値、SQLワークショップ・ユーティリティの機能の作成効率を向上させるため、わかりやすい名前と他の属性の指定をサポートしています。これにより、作成ウィザードで実際の名前ではなくわかりやすい名前をデフォルト設定できます(たとえば、EMPNOに対して従業員名を指定)。ラベル、書式マスク、ヘルプ・テキストおよび他の属性を定義できます。

追加の機能には、次のようなものがあります:

• ページをユーザー・インタフェースのデフォルト値で管理されたラベルと書式マスクと同期化
• 表および列、または属性名でユーザー・インタフェースのデフォルト値を管理
• 完了したフォームまたはレポート・ページからユーザー・インタフェースのデフォルト値に値を移入

ユーザー・インタフェースのデフォルト値以外に多くのユーティリティがあります。次のようなユーティリティがあります:

• データ・ワークショップ: テキスト、XMLおよびスプレッドシート形式でデータをロードおよびアンロードします
• オブジェクト・レポート: ワークスペースにアクセス可能なすべてのオブジェクトのレポートを表示します
• DDLの生成: スキーマ内のすべてまたは選択したオブジェクトに対してDDLを作成します
• ごみ箱: 削除したオブジェクトを表示およびリカバリします
• スキーマの比較: ワークスペースにアクセス可能な2つのスキーマ間の差異を表示します
• データベース監視: セッションおよび長時間操作などのワークスペースに影響するアクティビティを監視します(データベース管理者でログインする必要があります)